TOSKYの「StoryRoom」、蔚山広域市教育庁の教育現場に導入
教員による教材制作から生徒のコンテンツ制作まで、生成AIを活用した教育コンテンツの利用を拡大
AIサービスを手がけるToSky Co., Ltd.の生成AIコンテンツ制作プラットフォーム「StoryRoom」が、蔚山広域市教育庁の教育現場に導入された。
今回の導入により、蔚山地域の教員はStoryRoomを活用し、授業や教育活動に必要なさまざまなコンテンツを制作している。今後は教員だけでなく、生徒もStoryRoomを直接活用して教育コンテンツを企画・制作できるよう、利用範囲を拡大する予定だ。
StoryRoomは、アイデアやテキストをもとに、動画コンテンツの企画から生成、編集までを一つのプラットフォームで支援するAIコンテンツ制作ツールである。複雑な動画制作ソフトに関する専門知識がなくてもコンテンツを制作できるため、教材制作をはじめ、プレゼンテーションやプロジェクト型学習など幅広い教育活動に活用できる。
教員のコンテンツ制作負担を軽減し、授業教材の活用を拡大
教育現場で動画や画像を用いたコンテンツの活用が広がるなか、教員自身が授業教材を制作する機会も増えている。
StoryRoomは生成AIを活用してコンテンツ制作のハードルを下げ、教員が授業の目的やテーマに合わせた教材をより効率的に制作できるよう支援する。
テキストベースのアイデアを視覚的なコンテンツに変換したり、教育テーマに合わせた動画教材を制作したりできるため、既存教材を利用するだけでなく、教員自身が授業に必要なコンテンツを直接制作できるAIベースの教育コンテンツ制作環境を提供することが特徴だ。
生徒が自ら制作するAI教育コンテンツへ活用を拡大
今後は、生徒もStoryRoomを直接活用する予定だ。
生徒は授業のなかで自分のアイデアを画像や動画として形にし、AIが生成したコンテンツを単に受け取るだけでなく、AIを活用して自らコンテンツを企画・制作する経験を得ることができる。
これにより、StoryRoomはプレゼンテーション資料の制作、プロジェクト型授業、創作活動などさまざまな教育プロセスで活用できる。ToSkyは、生徒のAI活用力とデジタルコンテンツ制作経験を高める教育ツールとして、StoryRoomの活用範囲をさらに拡大していく方針だ。
教育現場で実証される生成AIコンテンツ制作プラットフォーム
ToSkyは今回の蔚山広域市教育庁での導入を契機に、教育分野におけるStoryRoomの活用事例を継続的に拡大していく予定だ。
学校や教育機関における実際の利用環境をもとに、教育コンテンツ制作に必要な機能を高度化するとともに、教員と生徒の双方が生成AIを手軽に活用できる教育環境の構築を支援していく。
ToSkyの関係者は、「StoryRoomの目標は、生成AIを教育現場における単なる情報検索ツールにとどめず、教員や生徒が自分のアイデアを直接コンテンツとして形にできる創作ツールとして活用できるようにすることです。今後も、学校や教育機関が安全かつ便利に利用できるAIコンテンツ制作環境を構築していきます」と述べた。